希釈してケイ素水にするなどの使い方がある水溶性ケイ素は、ダイエットや美容健康維持の関心の高い方から注目を集めている成分のひとつです。 その中でも抗酸化作用は、様々な分野で利用されています。こちらでは水溶性ケイ素の抗酸化作用についてご説明いたします。
酸化とは様々な物質が酸素と結びつくことで錆びてしまうことですが、酸化は物だけではなく人間にも起こります。人間は呼吸をして酸素を体内に取り入れることでエネルギーを作り出しています。
しかし、体内に取り入れた酸素の一部はエネルギーを作り出す過程で、不安定で酸化力が高い「活性酸素」を発生させるのです。
活性酸素は増えすぎると老化のスピードが速まり、様々な生活習慣病を引き起こしやすくなると言われています。この体内で増えすぎた活性酸素から酸化するのを防ぐ働きが抗酸化作用です。
抗酸化作用を持っているケイ素ですが、その抗酸化作用の力はどのくらいのものなのでしょうか。その力を証明する実験として釘を用いた実験があります。
2つの瓶の中に水と釘を入れ、片方には水溶性ケイ素を入れて数日間放置します。
そうすると、水だけの瓶は釘の錆びによって水が茶色く変色しますが、水溶性ケイ素を入れた瓶はほとんど元の無色透明で変化がなかったのです。このような実験から分かるように、体内でも同様の力を発揮して、活性酸素からの酸化を防いでくれるのです。
ケイ素には熱を加えても酸素と結合しないという性質があり、電子レンジや半導体など様々なものづくりの場で利用されています。また、身体の様々な細胞を形作る材料でもあります。
ケイ素は主に細胞膜と言われる細胞と細胞を仕切ったり、細胞内の物質を運んだりするなどの役割を果たしている組織を構成しています。このように細胞膜がケイ素によって形作られていることから、直接活性酸素から細胞を守ってくれるのです。
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